人には向き・不向きがありますが、ケアマネージャーの職業にも同じことが言えます。はたして、ケアマネージャーはどんな人に向いているのでしょう?
自分では人のために何かをするなんて向いていないと思っていても、実は…!なんてこともあるかもしれません。
ケアマネージャーは、多くの人とかかわる仕事です。なおかつ、高齢者や病気を持つ人、介護をしている家族のサポートをします。そのことを踏まえた上で、次のような人が、この職業に比較的向いていると言えます。
物事は正確にきちんとやる人
他人の意見もすんなり受け入れることができる人
決心したらすぐに行動できる人
友人の気持ちや性格を理解するのが得意な人
世話好きな人
しゃべり好きな人

ケアマネージャーを目指す人に特に望まれる能力として、コミュニケーション能力と分析能力が挙げられます。
“介護のコーディネーター”とも呼ばれているケアマネージャーは、要介護者やサービス業者など、様々な立場の人と信頼関係を築かなければ、仕事をスムーズに進めることはできません。
そのため、相手と上手にやりとりができる優れたコミュニケーション能力と、素早く状況を把握する分析能力が重要になります。
ケアマネージャーとして働くときの心構えを載せておきます。
資格試験のテキストにも書かれていることなので、覚えておきましょう。
人権と主体性の尊重
利用者が地域社会や家庭において人権を侵害されることのないよう、配慮する必要があります。また、個々の生き方や生活を最大限尊重し、主体性を尊重することが重要です。
利用者とケアマネージャーの立場は対等でなければなりません。
公平性と中立性
公平性を保つことはとても重要で、利用者本人やその家族に対しても公平に接すること、サービスの利用を公平にすることが必要です。そして、中立性を保つことも忘れてはいけません。
利用者と家族間の中立性、サービス業者間の中立性を保つ必要があります。
社会的責任
介護支援サービスは地域社会全体の利益に結びつくものであり、公平かつ中立的に、人権を尊重しながら、どのような利用者に対しても、個別性に最大限の配慮をした的確な援助を実行するという社会的責任が発生します。
個人情報保護と秘密主義
仮に課題や問題の解決が目的だったとしても、個人情報を外部にもらすことは絶対にしてはいけません。
特にケアマネージャーが得るのは、身体的な情報が多いため、注意が必要です。あらかじめ文書で利用者や家族の同意を得ておきましょう。
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